介護あるあるではなく、介護ないない。
まいど。暑いですね~。
顔もあつくるしいかばぽんです^^
かばぽんは、以前病院で介護の仕事を、
していたことがあります。
今日は、介護をしていて、
「ないわ~」
と思った話をしてみたいと思います。
ザザー音の正体
夜勤では2時間の仮眠休憩があって、
ソファーで横になっていた時の話です。
うつらうつらとしていると、
少し離れた病室から、
ザ、ザ、ザザー、ザ、ザ、ザザーと音がかすかに聞こえる気がします。
うん、やっぱり聞こえる。なんの音だろう?
病室の様子を見に行くことにします。
病室をそ~っと覗いてみると、
真っ暗闇のなか、人影が動いています。
うわっ、と思い電気をつけると、
患者のおじいさんが、バルーン(尿をためる袋)を
引きずりながら、徘徊していました。
ザザー音はバルーンをひきずっている音でした。
「こ、これじゃまるで、バイオハザードの世界や・・・」
は心の声。
おじいさんをベッドに誘導し、
転倒もなく、バルーンの管も抜けてなくて、
大事にはいたらずホッとしました。
鳴りやまぬコール音の理由
これも夜勤での話。
夜中の2時くらいにコール。
患者のおじいさんのとこへ行き、
「どうされましたか?」
と聞くと、
「あんな~海がワシを呼んどる気がする」
「そうですか~。今日は夜遅いんで明日にしましょう」
「そうか~」
あ~このおじいさん職業漁師だったかな~と
思いながら、待機室に戻ります。
すると、また5分後くらいにコール。
「どうされましたか?」
「あんな~山がワシを呼んどる気がする」
「漁師じゃなかったんかい」
は心の声。
その後もコールは鳴り続け、
おやすみになるまで2時間くらいはかかりました。
この日はどっと疲れました(笑)
ICU(集中治療室)でそんなことするかの話
これまた夜勤での話。
夜中の3時くらいに、
患者のおばあさんからコール。
「どうされましたか?」
「あ~よう来たな、今なぁ305号室(ICU)で、
かんころ餅(長崎五島列島の名物)ば焼きよるけん、
いっしょに食べにいこたい」
とニコニコ顔。
んな訳あるか~。
その手にあるものは?の話
またまた夜勤での話。
夜中の3時くらいに、患者のおじいさんからコール。
病室を訪れると、
ベッドの頭(壁)に向かって正座しております。
はやくも、嫌~な予感。
「どうされましたか?」
「は、なんで来たんじゃ」
「コールのボタン押しませんでしたか?」
「押しとらんわい」
その手に握っとるもんはなんじゃ~い (;^ω^)
介護はきつかったけど、たま~に嬉しいこともありました。
それでは、またお会いしましょう。
またね~^^
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